■ フルーツバスケット 第22巻を購入された方の感想です

待望の続巻です☆
怪我を負い、入院してしまった主人公・透。
心配で見舞いに行こうとする夾だか、魚と花に認めてもらえない。
花の言葉に突き動かされた夾は、逃げ回っていた現実と向き合う覚悟を決め、ついに父親に会いに行く──!?
終焉に向かってのひとつ前の巻というだけあって、読み応えありすぎるくらい!
夾くんを長年苦しめ続けてきたあらゆるモノがこの巻によってようやく──というなんとも感慨深い作品でした。

実は第21巻はかなり前に届いてました。この度第22巻を買い、完結まであと1冊となりましたよ!
いやもう第22巻はクライマックスですね!
第21巻の柱に本来全22巻で完結の予定が1冊増えたとありました。
第21巻と第22巻で別々にレビュー書こうかと思ったんですが一つにしておきますね。
まず第21巻、子供の時に今日子さんに会っていた夾、彼女を見殺しにした事を許すなと透に言う夾。
「許しません」
ここで頁が変わり
「……っ そう言わないといけないんですか…?」と透の台詞は続きます。血溜まりの中で今日子さんは確かに「許さない」と言った。だがもしそうなら自分は母に反抗しなくてはならないと言う透。
どうしたら夾君が好きな事を認めてもらえるの?
夾の「幻滅だ…」との台詞に追い詰められ、追い打ちをかける様に慊人に追い詰められ、「偶然」透の足下の崖が崩れ頭を打って入院してしまう…。
だが透の事故が何故か夾だけのせいになっており、見舞いに行くので通してくれと言う夾に対して透をあんな目に遭わせた夾を許せないうおちゃん・はなちゃん、見舞いも認めてもらえません。
第21巻の最後は由希と真知の本当の「出逢い」で締めくくられます。
「こんな処に…いたんだね
みつけてくれて ありがとう」
次いで第22巻、夾は父の元を訪れます。
母を殺した事を認めろと詰め寄られる夾、だが父もまた母にこんな子を産んだ事を責めていた…。
そして次々と解けてゆく呪い(絆)。
やはり透君には夾ですね。「最後にもう少しだけ"皆の本田さん"でもいいじゃないか」と言う由希は真知ですかね。
「真実を知る」と書いて真知(まち)、意外と重要な存在なのかも。
そしていなくなると言う紅野を「あたしは行くよ」と追いかけてゆくうおちゃん。
一度は夾の前から全力疾走で逃げ出してしまう透ですが、夾は
好きだ 好きだ 好きなんだ ただ 死ぬほど
「…おまえと 一緒にいたい…っ
これから生きてくならおまえと一緒がいい おまえじゃなきゃ嫌だ」
と遂に想いを告げる。
そして"特別"でも"神様"でもない、ただの慊人(ぼく)になりたいと言う慊人。
透の存在がやはり大きいですね。
さようなら
次の第23巻でどう終わるのか、楽しみです。
アニメのDVD-BOXは高くて買えないけど岡崎律子さんの歌う主題歌は欲しいですね。

待望の続巻です☆
怪我を負い、入院してしまった主人公・透。
心配で見舞いに行こうとする夾だか、魚と花に認めてもらえない。
花の言葉に突き動かされた夾は、逃げ回っていた現実と向き合う覚悟を決め、ついに父親に会いに行く──!?
終焉に向かってのひとつ前の巻というだけあって、読み応えありすぎるくらい!
夾くんを長年苦しめ続けてきたあらゆるモノがこの巻によってようやく──というなんとも感慨深い作品でした。

最後へ向けて物語が次々展開していきます。
このシリーズは読んでいてやさしい気持ちになれる、いいコミックだと思います。



詳細はこちらをクリック

55 STREET / 0574 W.S.R / STRAWBERRY7 / アレコレネット / モノショップ / ミツケルドット